(第1回)隣の芝生は青い!私の芝生は何色?


こんにちは。まちるど講師のイワセンこと岩井美香です。
前回のプレ回で紹介された私のプロフィールですが、資格名が並ぶと我ながらなかなかに「できる人!」感があって思わずにやけました。

さて私は、小学校の先生になることが子どもの頃からの夢でした。
大学卒業後は先生になるはずが、少し予想外のことが起こります。
大学の授業でたまたま出会った「心理学」の面白さにはまり、
それは教員に必要な学びではないかという思いにも駆られ、
もうちょっと詳しく学びたい!と大学院に進学することにしたのです。
さらにそこで心理学を学ぶ中、学校心理士という資格を勧められ、
チャレンジした結果、無事資格を取得することもできました。

そして大学院卒業後、ついに念願だった小学校の先生に!
12年間、とことんまで突っ走りました。
でもそれでも完走はしておらず、心残りはあります。
そして心理の仕事においてはまだその半分の経験で未熟者です。

ここまでがざっと私の経歴です。
えっ…私、何も専門じゃないやん、何も追求できてない、極められてないやん…、私にできることなんて、何もないやん。
と、この記事を書きながらある人物の顔がふと私の頭の中をよぎりました。
まちるど代表の木村です。
彼女は私とはまるっきり正反対の、とことんまで追求型人間(私は「オタク」と呼んでいます)です。
日頃から、「何でそんな深い事まで興味が持てるの?」とか、「論理的に話ができて羨ましい」とか思ってじと~っとした目で彼女のことを見つめています(笑)。
こういう状態?のことを「隣の芝生は青く見える」なんて言うんでしょうね。
青く見える?いえいえ、私にとって隣の芝生は青く見えるのではなく、青いのです(笑)。
私は「隣の芝生は青いのだ!私が持っている芝生とは全く異なる性質、成分なんだ!」と思っています。
いいな~って思う気持ちを持つなと言われても、他人と比較するなと言われても、無理なものは無理。
見えてしまうので気になるんです。自分にないものだから羨ましいんです。

でも、そんな自分を認めると、思考は次のステップに進みます。
“自分にないものはわかった、でも、きっと私にも何か強みがあるはずだ!”と思えるようになります。
だけど、ここでまた新たな問題が…。
「あれ?私の強みって何?」

自分の弱みはわかっているけれど、強みってなかなか気づけません。
自分の強みって素直に受け入れられないものなのか、はたまた自己理解の力が非常に弱くてそれがわからないのか…。

そんな自分の強み探し中の私ですが、これまでの人生でいろんな人から言ってもらってきた言葉があります。
それは
「イワセンの強みはあなたの経験そのもの。自分自身を振り返って素直に語れるところ」
というもの。自分ではそうは思いませんが、どうやらそうらしいです(伝聞調)。
そんなの、誰でもできるんじゃないの?と未だに卑屈さ全開ではありますが、今回ばかりはちょっと信じて動いてみようと思っています。


「イワセン、丸裸になります!!」
私自身が丸裸になる覚悟で今までの経験や思いを振り返りつつ、
それを引き合いに出しながら、皆さんに役に立つ子ども学の知識や心理をここでお伝えできたらと思います。
一方で、みなさんにイワセンってこんな人ってわかってもらえて、
ありのままの私を受けとめてもらえたら、勇気と自信も湧いてきます。
皆さん、「ちょっと疲れたな~」と思ったら、ゆるくて、笑えて、でもちょっとためになる
イワセンのつぶやきを覗きに来てもらえたらうれしいです。