まちるどは、mo(マ)ther=ま、child=ちるどの造語です。ママと子どもをWサポートするママと子どもの支援室です。

ママと子どもの支援はすでにたくさんの場所で実施されています。身近に感じるのはスクールカウンセラー、役所の相談窓口、SNS相談などでしょうか?今では子ども食堂などでも話を聞いてもらえるかもしれませんね。

まちるどの支援は、育てにくい子どもを育てるママ、学校でしんどい思いをしている子どもたち専門の支援室です。そのためスタッフは子どもの心と教育の専門家で、また支援期間の制限がないため息の長い支援を受けられるのが特徴です。

子どものことで困っているけど、
・心療内科や精神科に行くのはイヤ…
・相談したいけどスクールカウンセラーはちょっと…
・ママ友には相談しづらい…
という方はぜひまちるどにご相談ください。

まちるどは、病院でもない、塾でもない、公共の機関でもない、
「ちょうどいい場所、ちょうどいい感じ」の支援室です。

多くのママたち、子どもたちに、誰もが気軽に行ける場所、疲れたときの充電場所としてご利用いただいています。



育てにくい子どもってどんな子ども?

育てにくいと一言でいってもその育てにくさは様々です。寝ない、食べないなどの器質的な問題から、癇癪がひどい、すぐに機嫌が悪くなるなどの情緒的な問題、危なっかしい、言われたことができないなどの認知的な問題まで実に幅広い要素が含まれています。育てにくい子どもの育児は本当に大変です。子どもの困った行動は親のしつけのせい、愛情が足りない、親も変わっているなど、親は助けてもらえるどころか非難されることが多いのが現実です。


育てにくい子どもを持つ親はすでに限界を超えている

上述のような子どもを持つ親にとって子育てはまさに苦行。子育てがうまくいかないと苦しむママは多いです。子どもを愛せない、子どもから離れたい、私の人生は何だったのか、さまざまな葛藤の中で精一杯、でも仕方なく子育てを続けているのが実情ではないでしょうか。


一番しんどいのは7歳ぐらいまで

乳幼児から問題を抱えていて支援者の介入を受けている場合、子どもが7歳ぐらいになるまでが一つの山です。この頃の子どもは発達がまだ未熟で行動改善のアプローチが限られるため、親はその時期が過ぎ去るのをじっと耐えるしかありません。子どもの行動において矢面に立たされることが多いのもこの時期です。


小学低学年~中学年

この頃に起きる問題は、まだ言語化できない子どもの気持ちを理解しづらく、改善策を打ち出すのが難しい傾向があります。親や先生は環境を整えて(例えば保健室登校など)対応しようとしますが、問題が子どもの中にある場合は状況を簡単に変えることはできません。ただ、「ただ見てるだけの様子見」をすればどんどん状況は悪くなるので、子どもの特性を見極めて適切な支援、介入を始めることが大切です。親の希望ではなく、子どもの気持ちを汲むようにしましょう。


小学高学年

小学高学年になると特に言葉、概念理解のしんどさが目立つようになります。勉強がわからない、授業がわからない、友達との会話が噛み合わないなど、今まで抱えていた問題が一気に噴出する子どももいます。この時期からの対応は残念ながらどうしても場当たり的な支援となります。9歳を過ぎると言語や勉強面における基礎からの力を養うことが難しくなるからです。言葉を学び直すこと、ゆっくり学習を進めることが一番望まれることですが、遅れは嫌という心のストッパーがかかりどうしても無理やり授業についていくことを選択しがちです。「みんなと一緒」に固執すると中身の薄い学習になるばかりか自己肯定感も大きく下げてしまいます。


中学生

中学生になると言語力の差がさらに広がるケースが多く、もともと言語の力が弱い子どもは中学生以降非常に苦労します。目に見えないものを言葉だけで理解するという大きな壁が立ちはだかり、授業の内容はもとより、先生の指示、ユーモアに富んだ友達との会話、ニュースなど、内容が理解できないことが増えてきます。そして周囲で話されている言葉がわかるようでわからないことは自尊心を大きく傷つけます。自身が英語圏で生活している世界を想像してみてください。言われていることは何となくはわかるけど正確にはわからない、自信が持てない、発言ができない、このような状況が日常で毎日続くのです。

言葉は一生使える武器、心は人生を豊かにする宝

言葉の力は読み書きだけではなく、コミュニケーション、情動のコントロール、計画実行、思いやり、社交性、社会性など人間が生きていく上ですべての基礎となる土台です。そしてその言葉を支えるのは感じる心、動く心、満たされた心です。これらの素地なくしてすべての問題の解決はありません。急がば回れ。幼少期にこれらの力が弱かったかな?と感じられるお子さまはできるだけ早くの支援開始をお勧めします。子どもの年齢が小さければ小さいほど支援の効果があり、将来の見通しが良好となります。